電動道具と手道具
電動道具は、力を必要とせず、きちんと使えば非常にきれいに、しかも手でやると時間がかかることも、簡単にすることができます。特に、鉋で板の厚さを調節するのは時間も体力も必要となり、大きな板では1ミリを削るのも大変ですですが、自動鉋を使うと短時間で一定の厚さの板を手に入れることができます。
そのように、便利なところも多い電動工具ですが、細かいことをするときには手道具のほうが自由度がききますし、調節をしながらものを作り上げる時ので、大きな失敗も少ないように思います。
鉋掛けは、大変な作業ではありますが、きれいに削れた時の音と出てきた鉋屑を見ると、いかにも木を加工しているという自己満足に浸ることができます。(写真はホワイトアッシュを削った時のもので、その白色は美しいものでした。)